こんにちは。周期的に辛いカレーが食べたくなる、がっちょです。
今回は激辛シリーズでおなじみのLEE。10倍、20倍、30倍…期間限定の45倍までだしていただけに、激辛カレーに関しては非常に完成度の高い味が楽しめます。
そんなLEEの新作「トムヤム風チキンカレー 辛さ10倍」を紹介します。
パッケージ
パッケージからエスニックなイメージを打ち出していますね。カレーの写真を控えめにして、グリーンのバックに濃いピンクという色調が特徴的です。
「レモングラスの爽やかな酸味」とありますが、レモングラスはタイ料理にはよく使われる、もちろんトムヤムクンにも入っている、香りのつよいハーブ。パッケージの右のものがそれです。
裏面は大きくLEEロゴがあること以外はいたって普通。ただレモングラスのアピールが強い。
タイの伝統料理「トムヤム」風に、オリジナルにアレンジした、本格辛口チキンカレーです。
食欲そそるレモングラスの爽やかな酸味と、癖になる辛さをお楽しみください。
カレーとレモングラスがどう合わさるのか、いつもと違う香りに期待です。
原材料名トップ3
チキンはしっかりはいっていそう。ラードと小麦粉を見る限りは通常の小麦粉でとろみを付けたカレーですね。野菜などはもっとあとに来るので、とろみのある具なしのルーとチキンであることがわかります。材料を見る限りはあんまり期待できないかも。
湯煎
今回も湯煎で温めます。レンチンはむらが出るので、湯煎のほうがおすすめ。
盛り付け
なんとなく雰囲気だしたくて緑のお皿に盛ってみました。ライスはジャスミンライスを用意。盛り付けるときにちょっと崩れてしまった。
チキンがゴロゴロ出てきました。ここは予想通り。ココナッツミルクなどは入っていないので、割と王道な感じですね。香りはさほどトムヤムクンぽくもないし、強くもありません。
実食
エスニックのインパクトはイマイチ
ルーから一口。最初はクリーミーな印象なんですが。すぐに辛さが来ます。10倍なだけある。スプーンにのこるスパイスが見えますか?これが複雑な辛さをつくっていて、刺さるからさとじわじわくる辛さなどいろいろな角度から攻めていきます。ただ辛さが前に出て香りはあまりわかりません。肝心のレモングラスも弱い。ここはマイナスポイント。
ルーの余韻も短い
とろみはあまり強くはありません。でもタイカレーほどサラサラかというとそこまででもない感じ。なのでルーの味がまったりとボケていませんが、辛さとともにさらっと消えます。そのせいで辛さ以外の味があまりわからないのが、非常に残念。
チキンはボリュームあり
ゴロゴロのチキンはこの大きさ!!ルーがスープぽいのでこれがメインですからね。
チキンは非常にやわらかくホロホロになっていて、スプーンの背でもほぐれるほど。
ご飯と混ぜてたべてもしっかり味がします。味付鶏肉だからですね、やわらかくかつ味もしみておいしかったです。
カレーなまとめ
トムヤムクンを想像して食べると、たぶんがっかりします。これは新しいエスニックカレーと思いましょう。ルー自体は辛さが強いがために、うまみやコクが少なくLEEにしてはちょっと期待はずれでした。具のチキンはやわらかく量もたっぷりで満足感があり、あまり辛いカレー×チキンは新鮮なので、その点では買ってみるのもありですね。
ごちそうさま、他のカレーもみてね!